バラ初心者にも育てやすく病気に強いバラは、木立性(ブッシュ)の樹形やミニバラ。
さらに、生産年代が新しい苗であれば完璧です!
その理由を詳しく解説していきますね。
バラ初心者向けの育てやすい苗選びのコツは?

木立性のバラやミニバラは小ぶりのため、その他のバラには欠かせない【誘引】という作業が1年目にはありません。
【誘引】はバラを美しくたくさん咲かせるためには必須の作業であるのと同時に、バラの知識やコツが必要です。
その知識やコツをつかむために、最初は一年を通してバラの育ち方を見つつ、水やり・肥料のあげ方・剪定など季節に合わせたバラの手入れに慣れることが大切。
どれも難しくはないのですが、大きく育つ樹形であればあるほど、それなりに作業は大掛かりになって、「バラは大変」「イメージ通り上手く咲かせるのは難しい」という印象だけが残って残念なことに。。。
木立性の樹形やミニバラは場所も取りませんし、鉢植えにすれば簡単に動かせるので扱いがとても楽。
初心者がはじめてバラを育てるならもってこいの品種です。
バラ初心者さんはぜひ、育てやすい木立性の樹形やミニバラの中から、自分の好みの色、大きさ、形、香りの苗を見つけて、バラのある暮らしを始めてみてください。
初心者が苗選びで失敗しない方法は?

バラというのは、生産年代が新しいモノほど品種改良がされていて病気になりにくく丈夫と言われています。。
大きな園芸店に行くと「今年の新作」と書いてあるバラが必ずあるほど、毎年新しい品種がでています。
一方、「オールドローズ」といわれているものは、長い歴史のあるバラで香りが良いものが多く人気がありますが、病気になりやすいという欠点があるので、初心者向けではありません。
さらにオールドローズには、1シーズンに何度も咲く四季咲きや繰り返し咲きのような品種は少なく、ほとんどのものが1シーズンに1度だけ咲く一季咲きになります。
バラを始めようとしている初心者さんなら、1年を通してなるべくたくさんのバラを楽しめたほうが育てがいもあって、嬉しいと思うので、四季咲きや繰り返し咲きのバラの方が、適していると思います。
これからバラを購入しようと思っている初心者さんは、病気に強く品種改良されてた、生産年代の新しい苗を選んでみてくださいね。
まとめ

とはいえ、そこまで限定されてしまうと、好みのバラが見つからないのでは?と心配になりそうですが、安心してください。
バラは1867年以降、毎年新しい品種がいくつも出ていています。
それは、1867年から現在に至るまで、数えきれないほどの種類のバラが生まれたこということ。
その中でも、えりすぐりのバラだけが残って、さらに品種改良された新しい苗も毎年出てるいので、必ずあなたが欲しいと思った色や形、香りのバラは見つかるはずです。
まずは初心者でも育てやすいバラからはじめて、慣れてきた翌年から少しずつ大きく育つ苗にチャレンジしてみてくださいね。
コメント